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2013年10月21日

子どもの熱はこんな日にかぎって。

いい天気の朝。月曜日。さらっと明るい。
今日は、末息子が熱を出して寝ていて、
上の息子も検査日で療育病院にいくため学校を休んでいる。

私が付き添える日にあわせ、何週も前に入れた知能検査の日。
療育病院の予約を延期するのはきつい。
中学卒業にむけて動きださなければいけない中2の息子は、
通院をできるだけ先延ばししたくない。

夫は抜けられない仕事で、両親はとてもお世話になった方の告別式で・・
みなの外出先が家から遠い状態で下の子がひとりになる・・・どうしよう・・

以前も、彼が熱のある日に私が仕事に出て、
私の母が外から帰宅するまでひとりにしたことがある。
その日に初めて彼にアカウントをとってSkypeをつないだ。
チャットで「パンをたべるね」「しごとがんばって」と
当時低学年の彼から、ほんのときおり入った、
短い言葉の文字が、今も脳裏にやきついている。

そのチャットも後半になると、
私は授業に入ってメッセージをあとから見るので、
彼にはリアルタイムに返事がいかない。

そんなのも承知してくれる状態で、育ってきた息子。
今日も「留守番する」、「お腹すいたら自分で食べる」などとまで、
いつもと違う熱っぽい顔つきで言っている。

教室に入ったら私は生徒のことしか考えなくなるので、
表層意識では、ぱたっと自分の子どもたちへの思考も止まる。
だけど、奥では、我が子を含む私の人生のすべてとすべての子どもたちの何かと
つながり、つなげてもらっている気がして、だから、私の授業は成り立つ。

教育というのは、教師がどこか命の根源みたいなものの力の《依り代》になり、
その力を生徒に注ぐことで生徒のなかに眠る力が目覚める、
そういうものだと私は感じている。ライティングもそんなだけれど。
いや、ほんものの仕事というのはみな、世界の根源と息を合わせてするものだった。

そして、そのあいだ、物理的に、あの子たちと共にいて育ててくれている、
私以外の家族や、友達や、先生方やいろいろな存在に感謝するばかり。

今日も、なんとか・・なんとかしよう。
する。

するに決まっているのだけれど、
子どもの熱はこんな日に限って出たりするのだったなあ、と、
初めての出産からの十数年を振り返りながら、思っている。

仕事も育児もまるでまっすぐじゃなかったけれど、
たくさんの、そのとき近くにいてくれた人たちの懐かしい気配と、
今となりでうとうと眠る息子の、熱のからだのあつさとが、
なんとなく、私の頭のなかで一緒になって、
生きているんだ、生きてきたんだ、この子たちも生きていくんだと、
思わせられている。

晴れていてよかった。 
気持ちが沈まないし、からだも多少楽だろう。
前に進んでいいんだよねって、私も、思える。

さ、動こう。
よりかかる息子の眠りが深くなったら、そっと寝かせて、
私はさまざま、段取りを、しよう。

posted by semchy at 09:51| 東京 🌁| Comment(7) | TrackBack(0) | Daughter,Son and Son | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月14日

ハンディキャップ

私と長男・・お刺身をおいしくいただいたのだけれど、
魚介が好きなのだけれど、魚にはアレルギーが出やすくて、
そのあと、ふたりとも別症状で、
「痒い」「手と足が順番に痛い」「悪寒がする」「眠りたい」・・・(T_T) 

この程度の症状のときは、
病院に行ったり薬飲んだりはあんまりしないでなんとかしのぎますが、
私たちのこのセンシティブな体質は、
日常を生きるのにけっこうなハンディキャップじゃないか・・と思う。

それにしても、中2になった長男は、よくよくきくと、
いつも頻繁にどこか
痛かったり、痒かったり、見えなかったり、わからなくなったり、
ランダムにいろいろ起きているらしい・・
 
この子には、医学的に判明している病名は少なく、
障がいも、視力と発達遅滞を診断されているだけで、
検査をしてもしても、なかなか何もみつからないわけだけど
(それはそれでほっとする・・でも、はっきりしない・・)、
一緒に歩きながらきいてみたら、
自分にあらわれる「症状」がつぎつぎ彼の口からでてくる・・

この子には、赤ちゃんのときから、母として、
真夜中も絶え間なくぜんそくとアトピーのケアをしていた時期や、
(あの頃、私には眠ることが許されなくて、
寝なくても、なんとか自分は生きていけるんだと知りました・・)
「障がい」があるらしいということでそれにまつわる様々で
日々メタメタになっていた時期があって、
それが少し、夢のように落ち着いたのが、この数年でした。

おかげで私も、外に出て仕事ができ、
密着し過ぎな関係も適度になってきたように思う・・

・・・と、

第二次性徴を迎え、たくましくもなったけれど体調の変動もあり、
中学後の進路も考える時期になり、
また、新しい形で向かい合いたいと感じる時期がきたりするわけで、
人生のしくみを考えさせられます。

posted by semchy at 23:50| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | Daughter,Son and Son | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月04日

息子たち

末息子がチェスをしたいとしつこく上の息子にせまり、
上の子はひたすら嫌がる。

上の子にはルールも難しい上に、
弟に頭脳ゲームではもうかなわなくなっている。

兄の留守中、
彼にどういう障がいがあるかを、改めて、下の子に伝える。

伝えながら声が涙で震えるのは、
私がなにかを克服できてないからなのかもしれず、
近くにいた父と母は黙っていた。

お茶をいれてくれたのは母で、
父は、会議があるんだろ、と、私をうながし、駅まで送ってくれた。

その夜、珍しく、上の息子から、仕事先の私の携帯に着信があり、
私の体があいたときには息子はもう寝ていて、そして、
電車が遅れて途中駅で立ち往生していた私を夫が迎えにきてくれ、
帰宅後、久しぶりに3、4時間まとまった睡眠をとった私が見たのは、
迷子で夜まで帰ってこないその息子の夢。

絶叫気分で起きたけど、
ぼんやり寝起きの息子はかわいく確かに家にいて、
ほっとした。

だけど、

私の手は、
もう、子どもたちの生活に届かなさすぎる。

迷子に・・ならないで・・。

一方、昨日、
「お兄ちゃんの事情をあなたはわかる歳になったと思う」
と伝えた下の息子は、
今朝、まったく声がでないと変なかすれ声で訴えてきたので、
それは風邪だねと言い、担任の先生に手紙を書いた。

私は。。。私は、あなたたちの母親でいさせてもらって幸せで、
あなたたちひとりひとりの人生は限りなく貴重だと、
なんだか、いま、
彼らに言いたいことではそれしか思いつかないと
冬の朝の曇り空をみて思っている・・
posted by semchy at 08:14| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Daughter,Son and Son | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月21日

息子の中学決め 見学(特別支援級)

息子と学校見学に行って来ました。この春から中学生。

秋に希望を出した学校は申込者が多く、抽選ではずれてしまい、
その後、決まりきらずに、まだ、学校決めをしています。

「2月いっぱいで決めてほしいそうです」と、
きょう、就学相談の先生に言われましたが、
秋に抽選に落ちてしまった時点で、
残りの学校から選ぶのは難しいことはわかっており、
仕事とのかねあいで、年明けしばらくまでは母としてあまり動けなかったので、
このぐらいまで決まらないのも覚悟の上でもありました。。。けれど、でも、急がないと。
(関係の方々にはお世話になっています)



6年前・・・

小学校に入学した、あのときのような、
社会や制度、また、行政、学校側の方々の対応への理不尽さや辛さを
この町で感じることは、なくなりました。

私の方が気持ちの距離をおくようになったのもあるけれど、
やはり、歴然とした変化、改革の途上にあることは感じ、
ありがたく、希望も抱いています。

私にできることも、させていただきたい・・



あのとき・・

単純に辛かったので、なんとかして、と叫びをあげていただけでなく、

なによりも、

それでいいのか、こんなに不信と不幸をつくって、それでいいのか、
人間でありながら人間の上に立っているのを恥じるべきでないのか、

社会を良くするために、そちらとこちらで尊重しあって
心を通わせ、力をあわせる姿勢をとっていただけないのか・・・と、

・・こちらからの要求ばかりではありますが・・・書いていました。


違うでしょう、もっと気高い職を担ってくださっているのでしょう
・・・と思っていた。


お役所側の方々も辛いと思います。簡単に言えないこと、できないことがある。
それもわかっているつもりだけれど、それに、感謝もしていたのだけれど、

言ってしまえば、まあ、何か、ちょっと、かなり、お粗末で滑稽にさえ見えて、


・・・訴えを門前払いし、力を上から使われたら・・
私もほかの人たちも、痛みを感じ、倒れる・・・それだけの存在ですが、
それをしてみせてしまっていいのか・・・

立場にこもって魂ある言葉をかわすことが統制されるコミュニティに、
心あるエネルギーが生じ、前向きな未来につなげられるだろうか・・・


あれから6年経ったのだなあと思います・・・


6年は意味ありげ。12年を1サイクルとするなら、ちょうど半周、
あの日の対岸に、いま立っているともいえるかもしれません。

この冬、あの時の友人たちからの進学先の報告を、
年賀状や、ブログやツイッターでみて、お子さんたちの成長が嬉しく愛しく、
私たちは私たちで、この町を愛して信じて残った意味と、
息子がそのあと幸せであったいくつものことを、数えたいと思っています。


また、


このところ、短い期間に複数の学校を見させていただいたので、
それぞれの学級の長所や先生方のすばらしさ、
同時に、いま課題となっていることが、私なりにうきあがって目に入る気がします。

課題の質も型もほんとうに違います。
その課題があることが、うちの子にどうなのかという相性を、考えていけばいいのかな・・
自身がその解消に役立てることを、ささやかに積み上げていくのも大事かもしれないです。



想いと現実とエネルギーが交錯する現場。

関わる人たちの様々な“ちから”、そして、当の子どもたちの命の“ちから”が、
どのように交わって、その日の授業、その年の教育、この時代の社会をつくるのか・・・


自分も一員として静かに身を投じながら、行く末を信じたいと思います。


少しほっとすることに、今日の見学を終え、
いよいよ息子の学校が、決まりそうな気がしています。

posted by semchy at 19:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Daughter,Son and Son | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月11日

月食



SANY0605.JPG

息子が撮ったゆうべの月食。

いっしょに見られなかったけど、同じ空の下にいられて幸せ。

今目の前で、
夫のお下がりのパソコンを何やらいじってる横顔。
同じの屋根の下にいて幸せ。


・・・震災以来・・・我が子と生きる時間が
自分に残されていることを、
贈り物のように感じる瞬間が、積み重なっている。
posted by semchy at 19:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Daughter,Son and Son | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月29日

300ピース完成(息子)

写真.JPG


旅行さきで合流した妹一家に、
クリスマスと誕生日とお正月のプレゼントを、
いっきにもらって嬉しい末っ子。

母としては、わが子が
大事にしてもらうことはとてもとても嬉しい。

今日は自宅で、
早速たんじょうびプレゼントのパズルに挑戦。

300ピースを、一人で勢いよく喋りながら、
みるみる完成させました。

小さな小さな頃からパズル好きだったもんね。
明日で7歳です。

若い兄のような「叔父」のトークが楽しくてしかたなく、
いとこと一緒に、ホテルの畳を転げまわって、
ゲラゲラ笑っていました。

posted by semchy at 16:54| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | Daughter,Son and Son | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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